あけましておめでとうございます。シロクマ通信です。
もう3回目になる南カリフォルニア、サンディエゴへの旅の写真です。今年はクリスマスを過ごすだけでなく、秋頃に引っ越しを予定しているおばあちゃんちを片付けるという目的があったので、少々長めの12日間でした。
写真をたっくさん撮りました。もちろん犬の写真ばかり。子供しか写っていない写真の年賀状を送ってくる人たちのことを理解できなかった若い頃の私は何もわかっていなかった。
特別ハンサムに写ってるのはフィエスタ・アイランドで撮ったこれかな?
いや、デル・マーで撮ったこれかな?
これもいいなあ。残念ながら変な人がうつりこんでますけど…せっかくラホヤの海がバックなのに。こういう関係ない写真にわざと写り込むいたずらをアメリカではフォトボム photo bomb と言っています。既に日本語になってますかね?
ピスモビーチの公園で、また恐竜の卵から生まれてみました。去年も似たような写真を撮りましたが、シロクマがうれしそうなのでお見せします。
水辺の写真が多いです。市民犬クロンダイクは海が大好きなのです。特に好きなのは海水浴のあとぶるぶるっと水を振り払ってから乾いた土の上でごろごろすることです。それをされると白かったはずの犬があっという間に土色のドロドロになるわけですが、犬の喜び=飼い主の喜び。全身で表現される幸福を見て私たちも白に戻す手間のことは忘れて良かったねと笑っています。
101号線で南北に長いカリフォルニアを移動し、中部あたりの農業地帯へさしかかると、シロクマはいつもこんな感じになります。
犬が何を考えているのかはわかりませんが、この愁いをふくんだ顔、ふるさとを想っているのではと想像しています。
クロンダイクはレスキュー団体に保護される前はカリフォルニア中部のベイカーズフィールドにいたのだということがわかっています。シロクマはグレート・ピレニーズとアナトリアン・シェパードのミックスです。どちらも護畜犬。害獣から羊や山羊や鶏やらを守るのが仕事の犬種です。ベイカーズフィールドは畜産も盛んな地域ですから、牧場でそういう犬として両親や兄弟たちと育ったに違いありません。今回ベイカースフィールドの近くは通らなかったのですけれど、それでもなつかしいにおいがたくさんするのかもしれません。
うちへ来て、シロクマは幸せでしょうか。私たちにできることはみんなしているつもりですが、はたしてそれで充分でしょうか。充分な状態なんて一体可能でしょうか。(…犬バカですがそういうブログなんでご勘弁ください。)
旅の写真、そのほか色々。
これはシロクマの従兄弟、トミーです。私たちより2日遅れておばあちゃんちに到着。たまたま着ていたTシャツが、なんとシロクマ印。わーい。
Tシャツ前面です。クロンダイクがうちに来て一年目の大興奮していたころに、色んなサイズでたくさんプリントしてもらったもの。そろそろ在庫が底をついてきたので新しいのをデザインしなくちゃ。
トミーは4歳のシロクマよりもはるかに年齢が上ですが、人間の12歳ですから行動パターンはまだ半分子供です。シロクマははしゃぎ回るトミーと楽しく遊びながらも、時々大人っぽく「この子どうにかなんないの?」という顔をしていました。犬と人間の命の速度は違うのです。
こちらはトミーのお兄ちゃん、ヘンリー。手に持っているのは私が東京へ行ったときに築地で買ったお弁当型の飴セット。なんだよこりゃあ、ほんとにこれ一個ずつ手で作ってるの? クレイジー! ソークール! と好評。
次の写真はクロンダイクのおじさん、マットです。オットの弟。サンディエゴ図書館へ文化人類学関係の本ばかりどっさり寄付した図。クロンダイクのおじいちゃんは文化人類学者だったのでした。
いくら箱があっても足りない。
下はキッチンの棚からあふれていたハーブとスパイス類の瓶のコレクションを縮小しようとしている私の図。おばあちゃんすごいです。これだけ数があるのに重複がない。全然ない。尊敬します。きっと簡単に3分の1くらいの量まで減らせるのではと予想していた私が甘かった。最終的には古い物を捨てて2割くらいは減らしましたが、いやはや。
オットの子供時代のコレクションも処分しました。
ナショナル・ランプーン誌は若者向けのユーモア雑誌で90年代の終わりに廃刊になっています。なんでもアリのコンテンツは私の趣味ではありませんが、オットの悪ふざけの傾向と対策を理解するには役に立つかも…。オットのもうひとりの弟ボブの部屋からはこれも若者向けユーモア雑誌マッド・マガジンがどっさり出てきています。そういうガキどもがいる家だったのだと理解を深めました。
まあというわけで一山片付けをしたのですけれど、こりゃあ先が長いな、とはっきり理解しました。今年は何度も来る必要がありそうです。
背景に鍋釜類が山積みになっているのは必要なものとそうでないものを仕分けしている最中だからです。不要なものを処分してもまだ私の台所の3倍くらいの量のブツがあります。繰り返しますが、先が長いです。おうちが広いというのも良し悪しだなあ…。この種の片付けは一気にやろうとせずに人生の節目節目で少しずつ納得がいくようにするのが正しいです。自戒を込めて書いておきます。
今回の旅で新しく行ってみたシロクマ用の公園は3ヶ所。サンタバーバラのモア・メサ公園、カールスバッドのラグーン公園、サンディエゴのフィエスタ・アイランド公園。みんないい所でした。それぞれの公園の感想を長々と書いてみたくなりますが、今回のエントリは既に長すぎるのでやめておきます。それぞれ写真と一言だけ。
サンタバーバラ近くのモア・メサ公園。なんにもない高台の原っぱから急な崖の階段を下りていくと、これまたなんにもないビーチ。静かでサイコー。シロクマ大興奮。ただし公園にたどりつくためには車を停められる場所から獣道みたいな細いところをしばらく歩かなきゃなりません。アクセス悪すぎ…。去年の旅レポートでご紹介した、近くのダグラス・ファミリー・プリザーブ公園のほうが好きです。 https://www.californiabeaches.com/beach/more-mesa-beach/
崩れかかった階段が実にいい感じ。
サンディエゴのフィエスタ・アイランド公園。巨大。シロクマの本拠地、サンフランシスコベイエリアにあるポイント・イサベル公園よりも大きいと思われます。オフリーシュで犬を走らせることができて海水浴も可能。すんばらしいです。近所に住んでたら絶対常連になってる。 http://diegodoggies.com/fiesta-island/
そして残念ながらいい写真がないのですがカールスバッドのラグーン公園。これは場所からいって塩水の潟だと思うのですがなめてみなかったので不明です。ちょっとビーチがあって水が静かで小さな感じのいい公園。近所に住んでいればちょくちょく寄りたい感じの場所。ただしグーグルマップにカールスバッド・ドッグ・ビーチって名前が出てるのに犬はつないでいないとダメと書いてあって残念なことです。罰金は250ドルとかウェブに出ています。ひええ。写真がないのは犬の綱を持っていて手がふさがっていたからかも。 https://goo.gl/maps/gECghvxGCjq
さて、そんなこんなで旅の終わり、元日の夜。帰りのドライブの途中で寄ったお馴染みの犬OKなグッドランド・ホテル。私たちが食事から戻って来たら真っ白なシーツにポツポツと梅の花が咲いていました。ガーン。
ホテル到着直前に近くの公園で遊びまくったあと、まだシロクマの足をきれいにしていなかったのでした。家では家具に乗ってはいけないと決まっているのでこんなことはしない犬ですが、このホテルへ来ると人間と一緒に寝ていいことになっているのを覚えていての梅印でした。新年早々、めでたい…としか言えません。
そして翌朝の光景。
そういうわけで、今年もよろしくお願いいたします!
長々とお読みくださりありがとうございました。また書きます。今年もよろしくお願いいたします。
This is excellent! Thanks!
Matt Swartz
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Pillsbury Winthrop Shaw Pittman LLP
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